006 - 人権判定
時間制限 1 秒 / メモリ制限 256 MB / 得点 90 / x 6 /
問題
雛ちゃんは、情報処理部に所属している。
情報処理部では、互いの能力を高め合うために、
定期的にプログラムの部内大会(以下プロコン)を開いている。
雛ちゃんは、全探索が大好きである。
しかし、全ての問題が全探索で解けるわけではない。
プロコンでは、毎回解かなければならないノルマがランダムで課せられる。
対象となる部員も、対象となる問題も、完全にランダムである。
対象となった部員は、対象とされた問題を解かなければならない。
ノルマを達成できない場合、部活内での社会的地位『人権』が剥奪される。
雛ちゃんは、『人権』がほしい。
あなたは、雛ちゃんに『人権』を獲得したか否かを判断するプログラムを作成してほしいと頼まれた。
ついでに他の部員が『人権』を獲得したか否かも判断してほしいらしい。
自分で作れといいたいところだが、どうやら雛ちゃんはこのプログラムは全探索では
時間がかかってしまうことを察しているらしい。
他でもない雛ちゃんの頼みなので、是非とも引き受けてほしい。
入力形式
一行目に、コンテストに参加する人数 h , コンテストの問題数 q , 与えられるデータの数 n が与えられる。
二行目から、n行にかけて、以下のようなデータ data が与えられる。
data の一行目が 0 の時、二行目にはID a 番の人が b 問目を提出した際の状況 c が空白区切りで与えられる。 c が 0 の時誤答。 1 の時正答。 同じ問題で何度も正答が出されることもある。 data の一行目が 1 の時、二行目には確認を行う人のID a 、判断に使われる問題数 b が与えられる。 三行目から一行ごとに、 b 個の問題番号が与えられる。重複はしない。 a が指定された問題を全て解いて『人権』を獲得していれば "Yes" 、否なら "No" を出力せよ。
制約
- 1 ≦ h ≦ 106
- 1 ≦ q ≦ 16
- 0 ≦ n ≦ 106
入出力例
入力例壱
3 2 5 0 1 2 1 0 2 1 1 1 1 1 2 0 2 2 0 1 2 2 1 2
出力例壱
Yes No
このコンテストの参加人数は三人、問題数は二問、与えられるデータの数は五つである。
一つめのデータでは、ID1番が、二問目の問題を提出し、正解したことが伝えられる。
二つめのデータでは、ID2番が、一問目の問題を提出し、正解したことが伝えられる。
三つめのデータでは、ID1番が、二問目の問題を解いたか否かを問われている。
ID1番は二問目を正解しているため、出力は"Yes"である。
四つめのデータでは、ID2番が、二問目の問題を提出したが、誤答であったことが伝えられる。
五つめのデータでは、ID2番が、一問目と二問目の二問を解いたか否かを問われている。
ID2番は、一問目は正解しているが、二問目は解いていないため、出力は"No"である。
入力例弐
2 1 5 0 1 1 1 1 1 1 1 0 1 1 0 0 2 1 0 0 1 1 1
出力例弐
Yes
余談
雛ちゃんは神なうえ可愛いので、『人権』などなくても何の問題もない。