問題
JOI 君が住んでいる地域には水道会社が X 社と Y 社の 2 つある.2 つの会社の 1 ヶ月の水道料金は,1 ヶ月の水道の使用量に応じて次のように決まる.
- X 社: 1 リットル あたり A 円かかる.
- Y 社: 基本料金は B 円である.使用量が C リットル以下ならば,料金は基本料金 B 円のみがかかる.使用量が C リットルを超えると基本料金 B 円に加えて追加料金がかかる.追加料金は使用量が C リットルを 1 リットル超えるごとに D 円である.
JOI 君の家では 1 ヶ月の水道の使用量が P リットルである.
水道料金ができるだけ安くなるように水道会社を選ぶとき,JOI 君の家の 1 ヶ月の水道料金を求めよ.
入力
入力は 5 行からなり,1 行に 1 つずつ整数が書かれている.
1 行目には X 社の 1 リットルあたりの料金 A が書かれている.
2 行目には Y 社の基本料金 B が書かれている.
3 行目には Y 社の料金が基本料金のみになる使用量の上限 C が書かれている.
4 行目には Y 社の 1 リットルあたりの追加料金 D が書かれている.
5 行目には JOI 君の家の 1 ヶ月の水道の使用量 P が書かれている.
書かれている整数 A, B, C, D, P はすべて 1 以上 10000 以下である.
出力
JOI 君の家の 1 ヶ月の水道料金を表す整数を 1 行で出力せよ.
入出力例
入力例 1
9 100 20 3 10
出力例 1
90
入力例 2
8 300 100 10 250
出力例 2
1800
入出力例 1 では,JOI 君の家の 1 ヶ月の水道の使用量は 10 リットルである.
- X 社の水道料金は 9 × 10 = 90 円である.
- JOI 君の家の 1 ヶ月の水道の使用量は 20 リットル以下なので,Y 社の水道料金は基本料金の 100 円である.
JOI 君の家は水道料金がより安い X 社を選ぶ.そのときの JOI 君の家の 1 ヶ月の水道料金は 90 円である.
入出力例 2 では,JOI 君の家の 1 ヶ月の水道の使用量は 250 リットルである.
- X 社の水道料金は 8 × 250 = 2000 円である.
- JOI 君の家の 1 ヶ月の水道の使用量は 100 リットル以上で,超過量は 250 - 100 = 150 リットルである.よって,Y 社の水道料金は基本料金の 300 円に加えて 10 × 150 = 1500 円の追加料金がかかり,合計の水道料金は 300 + 1500 = 1800 円である.
JOI 君の家は水道料金がより安い Y 社を選ぶ.そのときの JOI 君の家の 1 ヶ月の水道料金は 1800 円である.